仕事をお願いすることが苦手です。

勤務年数を重ねて、それなりの立場になっているので、仕事を自分でするよりも、お願いすることが多くなりました。
お願いするからには、「良いパス」を渡したいと思っています。「良いパス」のためには、課題を整理する必要があります。やるべき内容を整理して渡したいのですが、整理が苦手です。なので、「ウ~ン。自分でやってしまおう」となりがちです。
でも、それなりの立場になってくると、守備範囲もそれなりに広がります。だんだん辛くなって来ているのは、わかっているんですが。。。
以下のように、自分なりに考えてみたところ、結局「整理を後回しにしない」という、なんだか小学生のような目標になってしまいました(笑)

 

人にお願いできない一般的な原因

人に仕事をお願いできない一般的な原因を考えてみました。

①周りの人のチカラを信用していない。
②自分が依頼されて嫌な思いをしてきた。
③お願いしたら嫌われるかも。
以上ぐらいでしょうか。
 

自分に当てはめてみると

書きながら自分を振り返ると3点とも心当たりがあります。
①信用していない訳ではないんです。
向うべきであろう方向と違う方へ進んだときの修正をする労力のことを怖れてしまいます。
依頼の意図も含めてキチンと整理して良いパスを出す力が欠けているのだと思います。
②「そんな風に、そんなことを依頼されても。。。」
30年組織の中で仕事をしていると色々とあります。自分が嫌な思いをしたことは、できれば他の人にお願いしたくありません。
また、「悪いパス」が飛び交うのを見てきました。仕事を早く自分の手から離したい、責任を負いたくない気持ちからのパスです。正確な情報も意図も整理せず、収集することすら怠って、自分の元から離そうとします。
自分が嫌な思いをしてきたので「悪いパス」見かけた際は、「そのパスは無いよ」と指摘するようにしてきました。「悪いパス」は、受ける方も損するし、出す方も損をします。ひどいパスをする奴だと思われることが積み重なると、パスの受け手が現れなくなって孤立します。(どうしようもない人になると、受け手が無くても、手を放して知らないふりをしますが。。。。)
③私は、間違いなく「ええカッコしい」です。
 

今後は、

この記事を書いてきて、今自分にできることは、「やはり整理を後回しにしないことかなあ」と思いました。約50年間生きてきて、ずっとつきまとっている課題です。
まずは、自分が仕事を受ける時点で、課題をキチンと整理することから始めようと思います。