83歳の料理男子

父から、母が手首を骨折して手術を要するので入院したとの連絡がありました。父83歳、母79歳です。高齢で骨折した母も心配でしたが、家にひとり残される父も心配でした。気になって電話をして状態を確認したところでは、意外と父に生活力があることが確認できてホッとしています。

骨折の原因は、一生懸命散歩をしていて足がもつれてしまい、よろけた際に道路で手をついたことのようです。当日は大丈夫だろうと思っていたところ翌日になっても痛みが引かないため病院へ行ってみたら骨折が判明し、ギブスでの固定だけではなく手術を要すると判断されたそうです。

今は手術も無事に終わって、これからリハビリが始まるとのことで、しばらく入院が続くようです。

父は「母大好き」(若干、母が迷惑がるぐらい)なので、入院した母に付き添っていたいようなのですが、コロナ感染対策で面会すら不可で全く会えないため寂しそうです。そんな母大好きの状態を分かっていたので、心配で定期的に父に電話しているのですが、意外とひとりできちんと生活しているようです。「さみしい」「不安」「これまで経験したことがないからどうしたら良いかわからない」とは言うものの、先生と電話で話して、現在の状態と今後の見込みを確認して的確に報告してくれます。食事も自分で作っているようです。「鯖を焼いて食べたら美味しかった」とか「赤魚を煮つけにしたけど少し薄味過ぎた」とか、いろいろとチャレンジしている様子を教えてくれます。スマホで料理レシピを調べて作っているようです。

そうは言っても実際に見てみないと心配なので、今週末は帰省して、父の料理男子ぶりを見てこようと思います。母には会えないのが残念ですがしかたありません。