「東の空の満月」と「西の空の満月」

昨日の帰宅ランの途中で、空を見上げる人達をいつもよりも多く見かけました。もちろん皆既月食だったからです。通勤帰りの人、散歩中の人たち、川岸に腰掛けている通学帰りのカップルらしき2人、河原でワーワーとバーベキューをしている集団、玄関先から一人で、じっと空をみあげる高齢の男性。

一地方都市の一人のランナーが帰宅ランで見かけただけでも、空を見上げて一つの現象を見つめている人をたくさん見かけています。日本全国だとかなりの人々ですよね。「みんなが同じ方向を向く」、見つめるものや向かう方向によっては、気持ち悪い現象となりそうです。でも、みんなで空に浮かんだ月を見つめることは、少しだけ繋がっている感じがして、悪くないと思いました。繋がっている程度が少しだけで、対象が月であったことも良かったのかもしれません。

今朝の出勤時には、西の空に満月が静かにクッキリと浮かんでいました。イベントを終えた後の高揚感が過ぎ去った後の清々しさがありました。

帰宅ランと早朝出勤のおかげで「東の空の満月」と「西の空の満月」を見ることができました!