試行錯誤しながら不調と向き合う

調子を崩して、34歳の秋から心療内科のお世話になって、翌春まで服薬しながら通院していました。その後は試行錯誤しながら不調の波を乗り越えたり、波に流されたりして19年を過ごしてきました。

taka4bu.hatenablog.com

19年間、不調に向き合ってきた自分なりの方法は次の4つです。

 

1 身体に良いことをする。

 妻に「心が弱いのだから、身体を鍛えたら?」と言われて始めました。散歩を交えたジョギングからスタートしています。スポーツジムにも通いました。いまは、走っています。走ることを少しずつ積み重ねるときちんと走れるようになり、自信に繋がります。「ただ足を前に出すだけで確実に目的地に近づいて、いつかは到着する。」感覚が不調時に一番効果的なことだと思います。単純な反復を重ねることで、目に見えて効果が出ることが不調時の心の支えになります。

 もちろん、何もする気が起きない時は無理です。でも、不調時であっても波があります。心を外に向けられそうな時に、少しだけでも「身体に良いことをしている」という意識を持って動きます。

2 洗濯ものを干す

 山のような洗濯物を一つずつ干していくと必ず山が小さくなって、最後は無くなっています。食器洗いでも同じ効果があります。1と同様に小さくて単純な反復を重ねることで、目に見えて効果が出ることが実感できます。

3 歌を歌う

 大好きな沖縄の民謡を勉強をしています。歌に集中して歌うことでモヤモヤした気持ちを忘れることができます。また気分が落ちる秋でも、暖かい沖縄に思いを馳せることができる効果もあります。

4 自分の気持ちを文字にする

 うまくいったこと、いかなかったことを書きます。このブログではあまりネガティブなことを書かないようにしていますが、手帳やEvernoteには、自分の本来の気持ちに近いことを書いています。人に見せない前提でも、自分のモヤモヤした気持ちを文字にすることでモヤモヤを客観視することができます。また手帳やEvernoteが自分のモヤモヤを受け止めて図書館のように大事に保管してくれているような気がします。

2022年秋は以上4つの方法と心療内科の力を借りて不調と向き合います。