昔から歴史が好きでした

中学での社会、高校での世界史は得意科目でした。歴史を学ぶことは、未来を考えることにつながると思い勉強してきました。

歴史を学ぶ際には事実を客観的に捉えたり、他の事実との関連について考えるだけではなく、想像力や共感力をフル活用する必要があるのではないかと年齢を重ねるにつれて思うようになってきています。

50数年生きてきて、自分自身がいろいろと経験してきたことや公私ともに多くの他の人のことを見てきたからかもしれません。

過去の出来事は、一人ひとりの営み、感情や感覚の積み重ねで起きています。そして、その出来事に影響を受けた人がいます。それらの人々のレベルで経験したこと、感じたこと、考えたことを含めて学ばないと、未来につながらないような気がしてきています。

でも個々人レベルでの経験や感情は中々記録には表れてきません。そこで想像する力や共感する力が必要になってきます。

ただし、あくまでも想像したことであるということは忘れずに、事実と推測の混同には注意したいと思います。

過去も、今と同じように生活には色があって、痛い、辛い、悲しい、寂しい、楽しい、嬉しい、がたくさんあったはずです。

8/15正午、先の戦争でご苦労された方、その影響を受けた方、いろいろなことを想像しながら、静かに黙とうさせていただきました。