妻の嫌味とGPSでランニング継続中

過去の手帳を見ていると、走り始めたのは2005年12月からでした。その後、中断期間がありながらも、現在まで継続しています。
振り返ってみると、「走り始めたのは村上春樹さんのおかげ、走り続けられたのは、妻の嫌味とGPSのおかげ」です。
学生の時は文化系で、走るのが嫌いだったのに良く続いています。両親、弟、昔の友人から、「走るようになったの?あの〇〇が?!」と驚かれます。自分でも驚いています。

○ 走り始めたのは村上春樹さんのおかげ
○ 走り続けられているのは、妻の嫌味とGPSのおかげ
 ● 「どうせ無駄になるのに」
 ● レグザフォン→ガーミン910xtj→ガーミン930

走り始めたのは村上春樹さんのおかげ

その頃の勤務地の近くに図書館があって、大好きな村上春樹さんの全作品集を借りて、昔読んだ作品を読み返していました。その中で登場人物が話していた「何歳になっても食べたいものを食べて、飲みたいものを飲むために走る」(←きっと正確ではありません。スミマセン)のセリフが、ちょうど中年と言われる年齢になり始めた自分の心に響きました。

走り続けられたのは妻の嫌味とGPSのおかげ

「どうせ無駄になるのに」

走るためにウィンドブレーカー上下を購入して、妻へ報告すると、「どうせ、無駄になるのに。」の一言。それまでに続けられない実績(ペン習字、英語、簿記の通信教育を途中で辞めています)を見られていたので、まあ当然の一言なんです。

でもその一言で、自分の心の中に、意地のようなものがニョキニョキっと生えてきました。その日は雪が降る寒い日だったので、明日から走ろうと思っていたのですが、生えてきた意地が「今から走ってくる」と言わせました。妻からは「雪が降っているこんな日から始めなくても。。。」と言われましたが、もう無視です(笑)。

寒い雪の夜道で、「くそっ!新しいことを始めようとしてる人に対して、やる気を削ぐようなことを言わなくても」と思いながら、「続けてやる!続けてやる!」とニョキニョキ、ニョキニョキとやる気が湧いてきたことを覚えています。

一年ぐらいは走り続けることができたのですが、新しく習い事を始めたこともあり、そちらに集中してしまい、定期的に走ることが無くなってしまいます。

再開して今まで続けられているのはGPSのおかげ
レグザフォン→ガーミン910xtj→ガーミン930

そして、2011年、携帯電話をスマートフォンに変えてから、新たな走るモチベーションが湧きました。「GPSで走った記録を残す」ことが出来るようになったのです。それまでは、自分が何キロ走ったのかさえ、良くわかっていませんでした。

レグザフォン(懐かしい!)でカーディオトレーナー(たぶん)のアプリへ走った記録を残していきました。自宅から累積走行距離に応じた半径の円が地図で示されるので、県外へ突入、日本を脱出、ハワイを通過していく様子が目に見えて、達成感を味わえました。また、記録は思い出にもなります。旅行先で走った記録を残して、思い出にすることもできます。

その後、ウルトラマラソンの大会に出ることになり、バッテリーの持ち具合からガーミン910xtjで記録をとることにして、いまのガーミン930に至っています。

今走れているのは、村上春樹さん、妻、GPSのおかげです。

今週の帰宅ラン戦績
1勝3敗1分け
勤務地から自宅まで走れたのは1度のみで1度JR途中下車により半分の帰宅ランでした。(言い訳)ちょっと仕事が忙しくなってバタバタしています。